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手塚治虫の育て方

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『 手塚治虫の育て方 』

 

 

マンガの世界はもとより多くの少年たちに多大な影響を与えつづけてきた手塚治虫さん。

 

その代表作としては、『鉄腕アトム』『火の鳥』『ジャングル大帝レオ』『不思議なメルモちゃん』『三つ目がとおる』『ブラックジャック』『リボンの騎士』など数多くの傑作を残してきました。

 

わたし自身も少年時代には計り知れない影響を受けて育ったひとりです。

 

その手塚さんの少年時代はどのように育てられてきたのでしょうか?

 

どんな環境で育ったのでしょうか?

 

それでは、見ていきましょう。

 

手塚少年は、当時としては裕福な家庭で生まれました。

小さな頃から絵心があり、手塚少年の部屋には親から買ってもらっていたじつに多くのマンガ本があったようです。

 

「なんだ、十分恵まれた環境で育ったわけね」

 

といっても当時はまだ戦時中で、マンガは希少価値が高く、娯楽というよりどちらかというと子供に悪影響を与える存在というイメージがあったようです。

 

現代ではスタジオジブリなどの功績が高くアニメやマンガの理解もかなり上がってきています。家族そろって映画館にアニメを見に行く時代です。

 

それを当時、すでに手塚家では同じようなことを行っていました。

 

手塚家では興味あるものであれば、それを好きなだけ買い与えるという方針を持っていました。

 

ある日、父親が当時としては非常に希少で高価な手動の映写機を買ってきました。

何を見るためかというと、アメリカのディズニーなどのアニメ(動画)作品を見せるためで、当時としては珍しいその「動く絵」は手塚少年に大きな想像力やインスピレーションを与えたに違いありません。

 

このように手塚少年がマンガやアニメの世界に大きな夢や希望を持つには十分な環境がありました。

 

手塚さんはそのような環境のもと、マンガや絵などをじぶんで描くことのおもしろさや楽しさに夢中になっていきます。

 

そして、その経験がやがて大きな実を結んでいったのです。

 

これがもし、手塚少年の親がこのようなマンガの購入や絵を描くことやアニメなどに否定的であったらその後の手塚治虫少年はどのようになっていたでしょうか?

 

想像してみてください。

これが親のパワーです。

 

親の指導方針や子供に対する接しかたでこどもの才能を摘むこともできれば逆に大きく育むことも可能なのです。

 

しかし注意して下さい。ただ単にこどもの欲しているものを買い与えればそれでいいというものではありません。

 

大切なのは、こどもの好きなこと・興味あることを積極的に応援しよう、という気持ちです。

そして、それをこどもに与えることが自分の喜びとなっているのです。

 

裕福であったり、ただ単にマンガ本を買い与えただけではありません。

 

与えることが自分の喜びであるという、家族の雰囲気や環境が手塚治虫さんをつくっていったのだと思います。

 

 

 

 

 

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